2010年 11月 23日
昔ながらの沖縄の街並みが残る「竹富島」
竹富島は、沖縄県の八重山諸島にあり、今では貴重な沖縄の古くからの街並みが残っている島です。
重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、新しい家を建てる為には、1階建てのみ、かつ赤瓦の屋根にする・・・など、厳しい規定があるそうです。文化を残していくって大変ですね。
石垣島からフェリーで行くのが一般的。前回の石垣島滞在ではタイミングが合わなくて訪問できず・・・・・2度目にしてようやく訪れることができました
石垣港をフェリーで出発し、竹富島まで約10分。
滞在中、どんより曇り空が続き、前日の夜からは大雨が降りだして、まともに観光できないかと心配したのですが・・・到着したら、陽射しが
まずは車に乗り、最初に寄った最南端のお寺「喜宝院」。
中は資料館になっていて、昔の生活の様子がわかるように、農耕や生活で使った道具、服などがたくさん展示されていました。
入口の塀には、土偶(?)のような造りものが並んでいましたが、そこに後光のような光が
移動して、“星の砂”で有名な皆治浜(カイジハマ)へ。
そういえば子供のころ、小さな瓶に入った星の砂を持っていたけど、それってここだったんだーーー と今さら知って驚く。
気になったのは、何故か猫がたくさんいるのですよ・・・
岩浜に佇む猫・・・・・とっても違和感でした。笑。
でもかわいいーーー
次に「コンドイビーチ」へ移動します。
こちらは海水浴場として有名な場所ですが、さすがに今の時期は閑散としています。
夏はビーチパラソルもいっぱい並んで、賑わっているそうです。
私は今の静かな感じが好きだけどな・・・
気づくと雲が増えて、また怪しげな空になってきました
島の中心地に行って、今度は車を降りて歩いて散策します。
特徴的な石垣と赤瓦の民家。
台風の上陸が多い沖縄の島では、風を防いで被害を抑える目的と、家ごとの土地の境目をはっきりさせるために造ったそう。そして実はこれ、石ではなくサンゴなんです。
何も接着せずただ積んでいるだけですが、この方が風が抜けて崩れにくく丈夫だそうです。
小高い丘の上に小さな展望台。
ここに登ると眺めが良いとガイドさんに薦められたのですが・・・・・ほぼ直角に近い登り階段で、すーーーっごく怖かったぁ
でも登ったらこの景色!!!!!
赤瓦の平屋がたくさん並び、のどかな光景が広がっていました
もうひとつ、この中心地で薦められたのが、「カツコさんのお店」。
赤瓦の家屋が並ぶ街中に、突然ぽつりとあります。
沖縄のドーナツみたいな揚げ菓子“サーターアンダギー”がめちゃくちゃ美味しいというお店。
ここを切り盛りしているおばちゃんが、とっても可愛らしい人で、彼女のキャラクターもあって人気だそう。
帰りのフェリーで食べたら、本当に美味しかった
ひと通り歩いて観光が終わったら、今度は名物の水牛車に乗って街を一周します。
・・・と言っても、の~んびりと約20分、歩いた方が早いかも!?くらいで、ガイドを聞きながら雰囲気を味わいます。
こちらの水牛は“結ちゃん”です。
牛には全て名前がついていて、売店ではそれぞれのブロマイド風(笑)ポストカードまで売られていました!!
カメラマンが撮影しようとカメラを向けると・・・・・
立ち止まって、カメラ目線でポーズ。笑。
乗ったらこんな感じ。牛のお尻ばかりだけど。
牛使いの人が、三線を演奏しながら歌ってくれました。
この街並みとぴったり
こちらは待機している水牛たち。
1頭は、1日3回ほど働くそうです。それ以外は、ほとんど寝ているとか。
私たちが乗った車。これを牛が引いてくれました。
この日は客も少なめだったので小さい車でしたが、繁忙期だと30人ほど乗る大きな車を、牛1頭で引くそうです 力持ち。
竹富島は、本当に素晴らしいところでした。何かパワーももらってきた気がする
また来るーーー